「ソロキャンプを始めたいけど、どんなギアを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ソロキャンプはできるだけコンパクトに収納して持っていけるように、道具選びはこだわって行いたいですよね。
そこで今回は、ソロキャンプ初心者におすすめの基本ギアと、より快適にソロキャンプを楽しむためのこだわりギアをご紹介します。
さらに、ソロキャンプのギアをコンパクトに収納できるグッズや、ギア以外にソロキャンプで押さえるべきポイントなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ソロキャンプ初心者におすすめの基本ギア
ソロキャンプ初心者におすすめの基本ギアは、以下の通りです。
- テント
- ペグ・ハンマー
- 寝袋
- マット
- テーブル・チェア
- ランタン
- バーナー・焚き火台
- 調理道具
- クーラーボックス
- 食器類
こちらでは、上記10の基本ギアについてそれぞれ解説していきます。
テント
キャンプで宿泊するには、まずテントが必要になります。
テントには様々な種類がありますが、初心者のソロキャンパーには、軽量で設営が簡単なものがおすすめです。
ソロキャンプ用のテントの場合、持ち運びやすさを考慮して重量は2kgを目安に選ぶと良いでしょう。
また、「キャンプに慣れていない」という方は、設営がしやすい「ポップアップ式」と「ワンタッチ式」を選ぶのが一押しです。
ペグ・ハンマー
テントを設営するために、ペグやハンマーを準備しておきましょう。
ペグは、ソロキャンプ用なら長さが約20cm(タープ設営がある場合は約30cm)で、地面の質に関わらず使いやすい「鍛造ペグ」という種類を選ぶと良いでしょう。
ペグを打つためのハンマーは、プラスチックやゴム製だと安価で軽いですが、耐久性のことを考えると金属製のものもおすすめですよ。
寝袋
キャンプで快適な睡眠をとるために必要なのが寝袋です。
ソロキャンプで使用する寝袋を選ぶなら、季節を考慮してみましょう。
春・夏・秋に使うなら3シーズン対応しているタイプがぴったりですし、冬なら快適使用温度がその日の最低気温の-5℃ほどのものが一押しです。
形状は「マミー型」と「封筒型」があるので、寝心地の相性が良いものを選びましょう。
マット
ソロキャンプにおいて、マットも寝心地を左右する重要な役割を担っています。
寝袋を使っても地面の凸凹が体に伝って眠りにくくなってしまうケースもあるので、自分にぴったりのマットを用意しましょう。
マットには「インフレーターマット」「エアマット」「クローズドセルマット」という3種類があり、クッション性や軽量性などが異なります。
「寝心地を重視したい」という方はインフレーターマットを、「コンパクトで軽いものがいい」という方は軽量なエアマットやクローズドセルマットが良いでしょう。
テーブル・チェア
キャンプでの食事やリラックスする時間に必要なテーブルやチェアも、併せて用意しておきましょう。
ソロキャンプでテーブルを選ぶ際は、車で荷物を運ぶ際は3kgほどの重量で、徒歩で運ぶ際は500gほどの重量を目安にすると運びやすくなります。
また、車で移動するなら折りたたみ式や組み立て式のテーブルでも良いですが、徒歩で運ぶならよりコンパクトになるロール式がおすすめです。
ソロキャンプ用のチェアは、座り心地や軽さはもちろんですが、設営がしやすいかどうかもチェックして選ぶと良いでしょう。
ランタン
ソロキャンプにおいて、夜のテント内での明かりや屋外を歩く際の明かりとしてランタンも必要なギアだといえます。
ソロキャンプ初心者の方は、扱いやすさに優れたLEDランタンが一押しです。
LEDランタンは一酸化炭素が発生しないことからテント内での使用ができ、使い方も簡単な特徴があります。
ガソリン・ガス・オイルといった種類もありますが、テント内で使えないことや取り扱いに気をつける点もあるので、キャンプに慣れてきたタイミングで検討してみましょう。
バーナー・焚き火台
ソロキャンプで調理をする際には、バーナーや焚き火台が必要となります。
調理するだけの場合、簡単に点火できるガスタイプのシングルバーナーを用意すると良いでしょう。
焚き火を見ながらゆっくりとした時間を過ごしたい方は、組み立てが簡単で軽量コンパクトな焚き火台を選ぶのが最適です。
車でギアを持ち運ぶなら、重量はあるが使い込みがいもあるスチール製の焚き火台も検討してみてはいかがでしょうか。
調理道具
ソロキャンプに必要なギアとして、包丁やまな板などの調理道具があります。
調理道具はかさばるものもあるので、収納のことを考えて選ぶのがおすすめです。
例えば、包丁やまな板はコンパクトに収納できるタイプを選ぶと良いでしょう。
他にも、クッカーという火を使った調理ができる軽量なギアがありますが、こちらは重ねて収納できるクッカーセットだと運びやすいですよ。
クーラーボックス
ソロキャンプで冷えた飲み物を飲んだり、食中毒を防いだりするために、クーラーボックスも欠かせないギアの1つです。
クーラーボックスも他のギアと同じく軽量でコンパクトな方がソロキャンプに適していますが、車で運ぶことができるなら保冷力の高いハードタイプも良いでしょう。
徒歩で運ぶという場合は、軽量性や収納性に優れたソフトタイプがぴったりです。
食器類
キャンプで作った料理を食べたり、飲み物を飲んだりするのにソロキャンプ用の食器類を準備してみましょう。
食器類は、カトラリー・マグカップ・シェラカップ・プレート・ボウルといったギアがあります。
シェラカップとは、飲み物や食べ物を入れられる持ち手付きの食器で、内側に描かれた計量目盛りで炊飯時などにも役立つギアです。
「丈夫で長く使いたい」という方はステンレスやチタンなどの素材が良いですし、可愛い見た目で選ぶならホーローや木、竹製のものもおすすめですよ。
より快適にソロキャンプを楽しむためのこだわりギア
より快適にソロキャンプを楽しむためのこだわりギアは、以下の3つです。
- タープ
- コット
- キャンプナイフ
こちらでは、上記3つのギアについて解説していきます。
タープ
ソロキャンプにおいて、タープは必要不可欠なギアではありますが、あると快適に過ごせるグッズです。
タープは屋外に屋根を作れる大きな布のギアで、雨風や日差しをしのいだり、周囲の視線を遮ったりといった便利な使い方ができます。
タープは重量があって持ち運びしづらい特徴があるため、ソロキャンプ用には3×3mほどの比較的コンパクトなサイズで、2kgほどの重さのものが良いでしょう。
コット
コットは、屋外で手軽に使える簡易ベッドのことで、活用すると地面からの冷気や熱が伝わりづらくなるという利点があります。
コットには「ハイコット」と「ローコット」の2種類があり、ソロキャンプには軽量性に優れ組み立ても簡単なローコットがおすすめです。
ハイコットは座るためのベンチとしても使えたり、下のスペースに荷物も入れられたりするメリットがある一方、重量があるので車で持ち運ぶ方にぴったりですよ。
キャンプナイフ
キャンプナイフは、焚き火の際のブッシュクラフトや料理などに活躍するギアで、あるとキャンプがより楽しめるグッズだといえます。
ブッシュクラフトとは、自然にある物を使って道具を作ることで、キャンプナイフを使ってフェザースティック・箸・ペグなどを自作して楽しめます。
ブッシュクラフト用ならシースナイフという1本の鋼材でできたナイフが適しており、扱いやすさや軽量性で選ぶなら、折りたたみできるフォールディングナイフが良いでしょう。
ソロキャンプのギアをコンパクトに収納できるグッズ
ソロキャンプのギアをコンパクトに収納できるグッズは、以下の2つです。
- コンテナ
- 収納ボックス
こちらでは、上記2つの収納グッズについて解説していきます。
コンテナ
ソロキャンプのギアをコンパクトに収納したいなら、コンテナがおすすめです。
コンテナにギアを入れておくとことで、キャンプサイトへ運ぶのが簡単になります。
また、ハードコンテナなら座ったり物を置いたりといった使い方もできる優れものです。
一方、ソフトコンテナや折りたたみタイプのコンテナはコンパクトに収納できるので、使い方に合わせて選んでみましょう。
収納ボックス
ソロキャンプ用の小物を収納するなら、収納ボックスも一押しです。
キャンプ料理で使う調味料などを収納ボックスに入れておくとことで、忘れ物を防いだり、取り出しやすくなったりするメリットがあります。
ナイフやトングなどの小物を収納したり、衣類を持ち運ぶのに便利な吊り下げタイプの収納ボックスもコンパクトに運ぶのに良いでしょう。
ギア以外にソロキャンプで押さえるべきポイント
ギア以外にソロキャンプで押さえるべきポイントは、以下の通りです。
- キャンプ場選び
- 道具の扱い方
- キャンプでのマナー
- キャンプに適した服装
- 防犯対策
初心者は特に、ソロキャンプに適したキャンプ場選びをしないと、設備が整っておらず現地で慌ててしまうことがあります。
また、道具の扱い方やマナーを事前に調べておかないと周囲のキャンパーに迷惑をかけることもあるので注意が必要です。
ソロキャンプの際は、季節や気温に合わせた服装を準備し、ギアの盗難対策についてもチェックしておきましょう。
設備の充実したキャンプ場を選びたい方は、「高規格キャンプ場12選を紹介!設備やサービス充実のキャンプで快適に過ごそう」の記事も参考にしてみてください。
ソロキャンプのギアで欠かせないグッズとは?
ソロキャンプのギアで欠かせないグッズとは、「BLUETTI AC2A 超小型ポータブル電源」です。
ポータブル電源があると、もしものときにアウトドアで電気が使えるようになるので、初心者の方は特に持っておくと良いグッズだといえます。
BLUETTI AC2A 超小型ポータブル電源は、コンパクトで軽量なのでソロキャンプに持ち運びやすいですが、電力供給もパワフルです。
204Whの容量と300Wの出力に対応しているだけでなく、電力リフト機能が搭載されており、定格消費電力600Wまでの電熱線搭載の家電にも対応できます。
BLUETTI AC2A 超小型ポータブル電源を活用することで、ソロキャンプにおいて以下のような電気製品に電気を供給できます。
- Bluetoothスピーカー(20W)なら、約5.6時間電気を供給できる
- ノートパソコン(50W)なら、約2.7時間電気を供給できる
- 電気毛布(50W)なら、約2.7時間電気を供給できる
- ポータブル冷蔵庫(60W)なら、約2.3時間電気を供給できる
アウトドアでBluetoothスピーカーやノートパソコンの電源が切れてしまっても、ポータブル電源があれば充電できるので、動画を見たり音楽を聴いたりする時間を楽しめます。
肌寒い日には電気毛布を使って暖を取ることもできるため、寒暖差の大きい日の朝や夜には最適でしょう。
BLUETTI AC2Aがあればポータブル冷蔵庫を動かしてキンキンに冷えた飲み物を飲むこともでき、ソロキャンプで過ごす時間がより快適になります。
超急速充電技術により、わずか45分で80%の充電を行うことも可能なので、「ソロキャンプに頻繁に出かけたい!」という方でも気軽に使えますよ。
まとめ
「ソロキャンプを始めたいけど、どんなギアを選べばいいかわからない」という方は、今回ご紹介したソロキャンプ初心者におすすめの基本ギアを参考にしてみてください。
「ソロキャンプの時間をより充実させたい」という方は、様々な家電がアウトドアで使えるようになるポータブル電源が便利なのでチェックしてみましょう。