この記事では東京で契約できるおすすめの電力会社やガス会社を紹介しています。契約する会社を変更する以外に電気代・ガス代を抑える方法についても徹底解説。
高騰する電気代・ガス代の節約に課題をお持ちの方はぜひご覧ください。
東京でおすすめの電力会社
東京エリアに電力を供給しており、料金や利便性の面からおすすめできる電力会社を5つ紹介します。
CDエナジーダイレクト
出典:CDエナジーダイレクト(トップページ | 株式会社CDエナジーダイレクト (cdedirect.co.jp))
CDエナジーダイレクトは9種類の料金プランが用意されています。一人暮らし、5人以上・ペットがいる人向けなど、オール電化向けなどあらゆる世帯に対応できるパターンが用意されており、電気料金の最適化がしやすいです。
同社ではガスも提供しており、セット割引で基本料金・電力量料金・ガス料金が0.5%割引されます。
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CDエナジーダイレクト (ベーシックプラン) |
基本料金 |
40A |
1,070.64円 |
従量料金 |
〜120kWh未満 |
29.0円 |
120〜300kWh |
35.59円 |
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300kWh以上~ |
36.5円 |
TERASELでんき
出典:TERASELでんき(【公式】TERASEL(テラセル)でんき|簡単手続きで月々の電気代をググっと抑える)
TERASELでんきは伊藤忠グループの伊藤忠エネクスグループが運営する電力小売り業者です。運営母体として非常に安定していると言えるでしょう。
家族向けの超TERASELでんきプランと一人暮らし、二人暮らし向けのTERASELでんきプランがあり、ライフスタイルにあったプランの選択が可能。300kWhを超える従量料金の割引率が大きいため、電気を多く使う方に特におすすめです。
毎月の電気料金の支払いで楽天ポイントが貯まる点も魅力と言えます。
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TERASELでんき (超TERASELでんき) |
基本料金 |
40A |
1,180.96円 |
従量料金 |
〜120kWh未満 |
30.00円 |
120〜300kWh |
34.46円 |
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300kWh以上~ |
35.84円 |
ミツウロコでんき
出典:ミツウロコでんき(ミツウロコでんき (mitsuurokodenki.jp))
ミツウロコでんきはエネルギー事業会社であるミツウロコヴィッセルが運営する電力事業です。一人暮らしの方用のシングル応援プランは電力使用量が少ないとトータルの支払い額が大きく抑えられるため、とくにメリットが大きいと言えるでしょう。
同社でミツウロコガス、ミツウロコ光(インターネット)などを提供しており、契約を一つにまとめることができるのもメリットです。
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従量電灯プラン |
基本料金 |
40A |
1,180.96円 |
従量料金 |
〜120kWh未満 |
32.11円 |
120〜300kWh |
33.33円 |
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300kWh以上~ |
35.99円 |
東京ガス
出典:東京ガス(東京ガス (tokyo-gas.co.jp))
東京ガスは都市ガスの供給業者ですが、電力の販売も手掛けています。新電力としては低圧電力販売実績第1位の実績があり、会社の規模としても新電力の中でも圧倒的に大きいです。新電力で実績が少ない業者、規模の小さい業者が不安な方でも安心して契約できます。
電気とガスをセットで契約すると割引が適用される点も魅力的です。
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東京ガス(でんき) (基本プラン) |
基本料金 |
40A |
1,180.96円 |
従量料金 |
〜120kWh未満 |
29.9円 |
120〜300kWh |
35.41円 |
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300kWh以上~ |
37.48円 |
東京電力エナジーパートナー
出典:東京電力エナジーパートナー(東京電力エナジーパートナー│電気のご契約・お手続き (tepco.co.jp))
東京電力エナジーパートナーは東京電力系列の電力小売業者です。電力供給会社と資本関係があるため、電力小売事業者としては最も信頼性の高い事業者と言えるでしょう。
基本料金、従量料金ともに他の新電力の事業者と比べて安くはありませんが、燃料調整額の上限撤廃がないため、中長期的に突然高騰するリスクが他社よりも低いことも魅力です。
電力だけでなく、ガスもまとめて契約することができます。
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東京電力(従量電灯B) |
基本料金 |
40A |
1,180.96円 |
従量料金 |
〜120kWh未満 |
30.00円 |
120〜300kWh |
36.60円 |
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300kWh以上~ |
40.69円 |
東京でおすすめのガス会社
続いて、東京エリアで契約可能なおすすめのガス会社をみていきましょう。
CDエナジーダイレクト
出典:CDエナジーダイレクト(トップページ | 株式会社CDエナジーダイレクト (cdedirect.co.jp))
電力のおすすめ事業者でも紹介したCDエナジーダイレクトはガスの供給も行っています。電気とガスをセット契約すると、毎月それぞれの料金から0.5%の割引が受けられます。
ガスも使用量に合わせて3つのプランから選択することができるため、電気とあわせて最適な組み合わせでの選択を一社でしやすいことが大きな魅力です。
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基本料金 |
従量料金(円/㎥) |
CDエナジーダイレクト |
735.46円 |
140.76円 |
レモンガス
出典:レモンガス(レモンガス公式HP - (lemongas.co.jp))
レモンガスは基本料金、従量料金ともに都市ガスの一般的な単価と比較して低めに設定されており、経済的にガスを使うことができます。特に、一人暮らし、もしくは二人暮らしのご家庭におすすめです。
ガスをメイン事業としていますが、電気やインターネットに加え、ウォーターサーバーなどもセット契約の割引の対象です。
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基本料金 |
従量料金(円/㎥) |
レモンガス |
759円 |
138.04円 |
エルピオガス
出典:株式会社エルピオ(都市ガス | 株式会社エルピオ (lpio.jp))
エルピオガスは株式会社エルピオが提供する都市ガスです。基本料金が少し割高に設定されていますが、従量料金が安く設定されています。
ガスの使い方によって料金プランを選択できるため、一人暮らしであまりガスを使わないご家庭からガスをよく使う世帯人数が多いご家庭にも柔軟な選択が可能です。
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基本料金 |
従量料金(円/㎥) |
エルピオガス(都市ガス) |
975円 |
125.11円 |
ミツウロコガス
おすすめの電力で紹介したミツウロコヴィッセルのガス事業です。電気やインターネットとセットで契約することで割引が適用され、支払いも一本化できることもメリットと言えます。
プランだけでなく使用するガス機器による割引もあるため、契約の状況によっては大きな割引を受けることが可能です。
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基本料金 |
従量料金(円/㎥) |
ミツウロコガス |
975円 |
140.66円 |
東京ガス
東京ガスは小売業者ではなく都市ガスの供給会社です。経営母体も大きく、ガスの契約先として最も信頼性が高いと言えるでしょう。東京ガスで電力の小売り事業も手掛けており、セットで契約することで総額の支払いを抑えられます。
料金設定は他社と比較して安価なわけではありませんが燃料調整額の上限撤廃がないため、急激な値上げのリスクは低いと言えるでしょう。
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基本料金 |
従量料金(円/㎥) |
東京ガス |
759円 |
145.31円 |
出典:東京ガス(東京ガス (tokyo-gas.co.jp))
電気・ガスセット契約は安くなる?金額よりも支払いの一本化が魅力
1つの会社が電気とガス、両方を販売している場合、契約をまとめることによりセット割引が受けられることがあります。同じ会社からセットで契約すると割引を受けられるだけでなく、支払いを1社にまとめられることもメリットです。
ただし、少しでも支払いを安くすることを重視するのであれば、セット契約にこだわるよりも電気、ガスそれぞれで最適な業者を探し、別々に契約した方が支払いの総額を抑えられる可能性は高いと言えます。
支払い金額を最も抑えたいのか、ある程度安くなり、支払いを1社で済ませられればよいのかによって取るべき選択肢は異なります。
電気代・ガス代を安くするためのポイント
電気代・ガス代を安くするにあたっては会社の選び方も重要ですが、その他にも気を付けるべきポイントが存在します。
重要なポイントについてみていきましょう。
使い方を見直し、節約する
ガスや電気の無駄遣いが多い場合、契約を見直すよりも前に使い方を見直した方が大きな金額を節約できる可能性が高いです。意識的に無理のない範囲で電気・ガスを節約する生活を心がけてみましょう。
必要のない部分の電気がつけっぱなしになっていないか、お風呂を沸かしてから時間が経った後に追い炊きで多量のガスを消費していないかといった、現在の使い方を見直し、改善するだけでも改善効果は見られるかもしれません。
自分の使う量・使い方を把握し最適な業者・プランを選択する
各業者が提供するプランのうち、自分にとって最適なものを選択することも重要です。
例えば、電気の場合夜間の使用量が安くなるプランがあります。一人暮らしで朝から仕事に行き、夜帰ってくるような生活をしている場合このプランは適している可能性が高いです。一方で、在宅勤務で日中も家にいることが多い場合は昼の電力消費が大きいためこういったプランは適さないでしょう。
各業者の提供するプランで今の使い方をシミュレーションし、最適なプラン選択をすることが重要です。
オール電化を検討する
オール電化住宅にすることで、ガスを一切使わない生活が可能です。ガス代が高く悩んでいる場合、今ガスで動かしているものを全て電気にすることも考えられるでしょう。
特に単価の高いプロパンガスしか供給されない場合、オール電化にすることでトータルの支払いを抑えられる可能性は高くなります。
ただし、オール電化住宅にする際のコストや停電時に全ての機能が停まってしまうことのリスクを考慮する必要があります。
太陽光発電を取り入れる
太陽光発電を取り入れることによって、電気代を下げることが可能です。太陽光発電で生み出せる電力が家庭の消費量を上回っている場合、電気代がかからないどころか電力会社にあまった電力を販売し、むしろ収益を得ることすらできます。
発電量が家庭の消費量に足りなければ、足りない分だけを電力会社の供給から使い、料金を支払えばよいので電力が不足する心配はありません。
ただし、太陽光発電のシステムを自宅に取り入れることにコストがかかる点や、定期的なメンテナンスが必要な点がデメリットとして挙げられます。
家庭のシステムに太陽光発電を組み込むのではなく、太陽光パネルと外付けのポータブル電源・バックアップ電源を組み合わせることで電力供給をまかなう形であれば比較的低コストで導入することが可能です。
太陽光パネルと組み合わせ可能!家庭の電力消費をまかなうポータブル電源
一定以上の容量のあるポータブル電源を太陽光パネルと組み合わせて使うと、電力会社からの電力の使用料を大きく減らすことができます。
ご家庭で導入するのにおすすめのポータブル電源を2つ紹介します。
AC180
容量 1,152Wh
出力 1,800W
同時接続数 8
重量 16kg
本体サイズ 340mm × 247mm × 317mm
AC180は大容量の電力供給が可能なポータブル電源。大容量ながらも急速充電が可能なので、非常に使い勝手が良く、日常の利用から災害時まで、家庭での利用からアウトドアまで様々なシーンで活躍します。
太陽光パネルと組み合わせて充電して家庭の電力供給の一部をまかなうことで電気代の節約も可能です。重さが16kgと比較的軽量のため、アウトドアでの利用や災害時の避難の際の持ち出しにも重宝します。