エアコンの電気代は月いくら?目安や節約する方法を徹底解説

本記事ではエアコンの月の電気代の目安と電気代を抑える方法について解説します。 エアコンの電気代の目安と電気代の節約方法を知りたい方はぜひご一読ください。

      エアコンの電気代(1時間、1日、1ヶ月)の目安は?

      エアコン(冷房)の電気代の目安を対応の畳数ごとに解説します。なお下記の目安は「期間消費電力※」の複数の機種の平均および2023年7月時点の全国平均の電気料金(31円 / kWh)を用いたシミュレーションです。

      実際に発生する費用は実際の気温や使用条件、エアコンの機種や契約している電気の単価によっても異なるためあくまで目安とお考え下さい。

        期間消費電力(kW) 1時間の電気代 1日(24時間)つけっぱなしの電気代 1ヶ月(30日間)つけっぱなしの電気代
      6畳 400 12.4円 297.6円 8,928円
      10畳 550 17.5円 420円 12,600円
      14畳 1100 34.1円 818.4円 24,552円
      18畳 1800 55.8円 1,339.2円 40,176円

      ※期間消費電力:年間で冷房および暖房の期間を決め、外気温ごとの消費電力を合算した値。

      エアコンの電気代はどう決まる?仕組みや電気代を左右する要素

      エアコンに限らず、家電製品の電気代は次の式で計算することができます。

      電気料金=消費電力×電力料金単価

      電力料金単価は電力会社との契約の中で決まっており、月々の明細などを確認することでも調べることが可能です。電力料金単価は契約の内容や契約する電力会社などを変更しなければ下げることはできません。そのため、エアコンの電気代を抑えるすぐに実践できる方法としては、エアコンの消費電力を抑えることが挙げられます。

      室外との差が大きいと消費電力は大きくなる

      エアコンの消費電力が大きくなるのは室外と設定温度の差が大きい場合です。この時、室内の温度を設定温度にまで下げるために多くの電力が消費され、その結果電気代が高額になります。

      室内を同じ温度に保つにあたっても、外の気温が高ければ高いほど、消費電力は大きくなるのです。

      「冷房を28度に設定するとよい」

      と言われているのも、外の気温との差を大きくしすぎないことで消費電力、電気代を抑えることが意図されています。

      エアコンの電気代を節約する方法6選

      エアコンの仕組みを踏まえた上で、電気代を節約する方法を7つ解説します。すぐにできるものから、少し手続きが必要なものまでありますが、ぜひ試しやすい方法から実践してみてください。

      1.短時間の外出では切らずにつけっぱなしにしておく

      短時間ではエアコンはつけっぱなしにしておいた方が、電気代を抑えられます。

      エアコンは設定温度と室内の温度の差が大きければ大きいほど、冷やすために多くの電力を消費します。そのため、一度温度が高まってしまうとそれを下げるために多くの電力を消費するのです。

      買い物など短時間の外出であればずっとつけっぱなしでも温度を一定に保っておいた方が安くなる可能性が高いと言えるでしょう。

      2.サーキュレーターや扇風機を併用する

      サーキュレーターや扇風機といった送風ができる家電を併用することでエアコンの電気代を抑えることができます。

      サーキュレーターとは、空気を上手く循環させることを目的とした家電。扇風機は直接人に風を送って涼しくすることが目的ですが、使っていると自然と対流が起こります。これらの家電を使って空気を効率的に循環させることで、エアコンの効果が出やすくなるため、消費電力が抑えられるのです。

      一見、複数の機器を使うことで消費電力が上がりそうにも見えますが、サーキュレーターや扇風機を使わなかった場合にエアコン単体で消費する電力に比べると全体の消費電力を抑えられる可能性が高いと言えます。

      3.ルームクーラーを活用する

      移動・持ち運びが可能なルームクーラーをエアコンの代わりに活用しても電気代を抑えられます。

      ルームクーラーは移動、持ち運びが可能な家電製品で、部屋全体ではなく、ルームクーラーの周辺など一部の温度を冷却することに優れています。

      一部を冷やすだけであれば冷房よりも消費電力を抑えられる可能性が高いため、机に向かって長時間作業をしている場合や家族で一か所に集まっている場合などは有効でしょう。

      ただし、ルームクーラーで部屋全体を冷やそうとすると冷房より電力消費が大きい可能性が高いためご注意ください。

      4.フィルターや室外機をメンテナンスする

      エアコンのフィルターや室外機が汚れていると電気代が高くなる可能性があります。

      汚れたフィルターや室外機で室内を冷却しようとすると多くの電力を消費してしまうため、電気代が高くなる傾向にあるのです。フィルターは家庭用の掃除機でもメンテナンスが可能ですが、室外機のメンテナンスは専門の業者でないと難しい場合があるため、相談してみてください。

      5.電力会社を切り替える

      電力会社を切り替えることも電気代を抑える一つの方法です。電気料金は「消費電力×電力料金単価」で決まります。これまでの方法は消費電力を下げるものですが、電力料金単価を下げる方法として、現在契約している電力会社よりも低い単価を設定している業者と契約することが挙げられます。

      消費電力を抑える方法と併用できるため、切り替え可能で単価の安い電力会社があれば検討してみてください。

      6.太陽光発電を使用する

      太陽光発電を使用することで電力会社から供給される電力の使用を抑えることができるため、電気代の節約が可能です。

      太陽光の電力で家の消費電力を全て供給できる場合、電気の使用料をゼロにできるだけでなく、電力会社に電力を販売して収益を得ることすらできます。

      家の屋根に太陽光発電システムを設置するような形は戸建て住宅でないと難しく、また初期投資も100万円以上かかるケースが多いですが、太陽光パネルとポータブル電源を組み合わせる形であれば集合住宅でも実践でき、初期投資も抑えることができます。

      エアコンを節電しながら使うのにおすすめのポータブル電源

      エアコンを快適に使いながら電気代を節約する方法として、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせて使う方法が挙げられます。

      当サイトでおすすめのポータブル電源および太陽光パネルを紹介します。

      EP500+PV350

      EP500はポータブル電源として大容量の5100Wh/2000Wのスペックを備えており、一世帯一日あたりの消費電力をまかなうことが可能です。

      さらに、太陽光パネルPV350と組み合わせることで太陽光を取り入れて電力に変換し、貯めておくことができます。真夏など消費電力が大きい場合や悪天候で太陽光が十分に取り込めない場合などはAC電源から同時に充電することで電力不足になる心配なく、さらに電力会社から供給される電気の利用を抑えることで、電気料金の節約も可能です。

      年間を通じて消費電力を大幅に抑えて節電できるだけでなく、万が一の災害の際などの避難にも非常に重宝します。

      ポータブル電源を活用した電気代削減については下記の記事もご参照ください。

      ポータブル電源は節電になる?効果や節電方法を詳しく解説

      まとめ

      エアコンの電気代の目安や、電気代を抑える方法について解説しました。

      エアコンは28度などでもつけっぱなしにしておくと一定の電気代がかかってしまいますが、必要な場面では使用しなければ身体に影響を及ぼします。エアコンの電気代を抑える方法を実践しながら、快適な環境を実現してみてください。

      太陽光パネルとポータブル電源を組み合わせることで、エアコンだけでなく家庭で使うあらゆる電気代のコストを抑えることが可能です。

      BLUETTIのポータブル電源、太陽光パネルなら初期費用を大幅に抑えて導入可能なのでぜひご検討ください。