アウトドアの人気によりデイキャンプが注目を集めています。最近では、デイキャンプができるキャンプ場も多くなっており、気軽にデイキャンプを楽しむ家族連れの姿も目にします。今回は、このデイキャンプの魅力と関西地方でおすすめのデイキャンプが出来るキャンプ場をおすすめいたします。
デイキャンプとは
デイキャンプとは日帰りで行くキャンプのことです。キャンプと言えばキャンプ場や山中でテントを張り宿泊することを指しますが、デイキャンプは宿泊まではせずに日中だけテントやタープの下で過ごします。
もちろん、昼食にバーベキューをして肉やソーセージ、野菜に魚など魚介類を焼いてキャンプの醍醐味も楽しむことが出来ますし、バーベキューを食べた後にはテントの中やタープの下でゆっくりと休むこともできます。
また、山のキャンプ場なら周辺をハイキングすることも楽しみの一つですし、海辺のキャンプ場でしたら浜辺を歩いたり、釣りをしたりして楽しめます。
関西地方にもこのお手軽なデイキャンプが出来るキャンプ場が沢山ありますので、いくつかご紹介いたします。
関西のおすすめのデイキャンプ場
デイキャンプが出来るキャンプ場は最近増えていますが、出来ないキャンプ場もまだあります。ここでは関西地方のデイキャンプが出来るおすすめのキャンプ場をいくつかご紹介いたします。
琴引浜掛津海水浴場(フリーサイトキャンプ場)
出典:kyotango.gr.jp
京丹後市にある琴引浜掛津海水浴場は琴引浜のすぐそばにあるキャンプ場で、海水浴場であると共にデイキャンプもでき、キャンプ区画ではバーベキューも出来ます。琴引浜は音の出る砂である鳴き砂(なきすな)があることでも有名で、風光明媚な場所で日本の渚百選などにも選ばれています。
鳴き砂はガラスの原料となる石英を多く含んでいることが特徴で、石英などが擦り合わさることで音が出ます。ただ、奇麗な状態でないと音は出ず、煙草の灰が付着するだけでも音が鳴らなくなるため、浜辺は禁煙となっています。
利用料金:テント一区画2000円
利用時間:AM09:00~PM17:00
アクセス:京都府京丹後市網野町掛津
電話:0772-72-0900
公式サイト:https://www.kyotango.gr.jp/camp/13056/
山城町森林公園
出典:rest-village.com
木津川市にある山城町森林公園は、園内に広大な山林があります。この公園内ではデイキャンプもでき、バーベキューも楽しめます。公園内には鳴子川が流れており、沢で遊んだりトレッキングをしたりして楽しむことが出来ます。三上山のハイキングも人気で、山頂からは木津川が一望できます。
利用料金:テントサイト 平日及び休日500円、休日前1000円
利用時間:AM08:30~PM17:00
アクセス:京都府木津川市山城町神童子三上山一番地
電話:0774-86-4507
公式サイト:http://www.rest-village.com/
スプリングスひよし キャンプフィールド
出典:springs-hiyoshi.co.jp
南丹市のスプリングスひよしは温水プール及び温泉施設です。レストランやお土産コーナーも併設されており、キャンプフィールドではデイキャンプもできる複合施設になっています。温泉の泉質はナトリウム-塩化物温泉で、切り傷や冷え性などに効果があります。
デイキャンプの帰りに温泉に入って疲れを癒すのもいいですね。
利用料金:大人800円/人、子供500円/人
営業時間:AM10:00~PM21:00
アクセス:京都府南丹市日吉町中宮ノ向8番地
電話:0771-72-1526
公式サイト:https://www.springs-hiyoshi.co.jp/camp.html
デイキャンプの場所の選び方
デイキャンプの場所の選び方にはいくつかのポイントがあります。まず、デイキャンプは日帰りが前提ですので、アクセスの良さが大切なポイントです。キャンプ場は電車の駅から離れており、バスも通っていない場所が多いので、キャンプ場へは主に車で移動することになります。
このため、距離が近かったり高速道路や幹線道路が使えたりする場所にあると利用しやすいです。一方で、距離が遠くて時間がかかりすぎたり、混雑しやすい高速道路や幹線道路があるとキャンプ場まで時間がかかってしまい、朝早く出発しなければならなかったり、キャンプ場で過ごす時間が無くなったりしてしまいます。
キャンプ場までの時間
キャンプ場まで車を使って30分くらいで、行く途中でスーパーへ立ち寄りバーベキューの食材が購入できるくらいのゆっくりしたスケジュールが理想でしょうか。特にお子様連れのご家庭にとってはこのくらいの余裕があるスケジュールの方が負担はかからないでしょう。キャンプは山派?それとも海派?
キャンプ場は立地も大切で、山か海かで好みは分かれますが、どちらも景色が良い所が良いですね。特に水がある場所が好まれる傾向があるので、川沿いや湖の近くのキャンプ場や海辺のキャンプ場が多いです。
山へ行く場合ですと、夏場は避暑も兼ねて涼しい高原など標高の高い場所が人気になります。ただし、高原のキャンプ場などは冬場には雪が降り寒くなりますので、冬場は営業を停止して夏場だけ営業している場所が多いです。
川沿いのキャンプ場はフィッシングエリアや魚のつかみ取りができる所もありますので、釣り好きやお子様と釣りをしてみたいと言うご家族にとってはこのようなキャンプ場がおすすめです。
海のキャンプ場は浜辺に近い所ですと海水浴ができる場合がありますので、海で遊びたい人にとってはこのようなキャンプ場が理想です。ビーチがある場では夏場は海水浴客であふれますので、キャンプ場を使用すると海水浴をする際のベースにもなります。また、シャワーが付いているキャンプ場も多いので海水浴とデイキャンプを同時に楽しみたいと言う方々にとってはこのような海辺の海水浴場に隣接したキャンプ場がおすすめです。
デイキャンプでやりたいことと予算の兼ね合い
他にも、キャンプ場を選ぶ際の基準に予算があります。一般的にキャンプ場の使用料が高くなればその分サービスがよくなります。このため、デイキャンプでやりたいことと予算のバランスが大切です。デイキャンプでバーベキューが出来れば十分、という場合には使用料が高いキャンプ場を使用する必要はなく、バーベキューが出来るキャンプ場を使用すればOKです。
デイキャンプの注意点
デイキャンプに行く際の注意点は幾つかあります。キャンプ場の周囲は自然に囲まれていますので、様々な生き物が住んでいます。中には毒を持っていて有害な生き物もいますので、草むらなどに不用意に近づかないことが大切です。
川遊びをする際にも注意が必要で、川は急に流れが速くなる場所や、深くなる場所があります。このような所へ行くと、足をすくわれて転倒してしまい、運が悪いと流されてしまう可能性があります。このため、川遊びをする場合にはキャンプ場により決められた場所で遊ぶ必要があります。
出したゴミは持ち帰ることが基本ですので、ゴミ袋を忘れずに持っていき、ルールを守って楽しくデイキャンプを楽しみましょう。
デイキャンプに行く前にしっかりと準備
また、急な天候の変化もあり、それまで天気が良くても急に雨が降り出すこともしばしばあります。このため、傘やレインコートなども忘れずに持っていきたいですね。特に山の天気は変わりやすく、急に寒くなることもありますので防寒対策はしっかししておきたいです。
デイキャンプでは防寒対策を
山のキャンプ場へ行くと太陽が山に隠れますので日が早く落ち、周囲はまだ明るいのに急に寒くなることがあります。夏場はそれほど寒くはなりませんが、秋になると急激に気温が落ち込む場合があります。特に山の南側に面している斜面では角度が付いているので、日が当たると平地に比べて温度の上昇が早いですが、日が落ちると一気に寒くなりますので、このような立地のキャンプ場ではデイキャンプでもしっかりした防寒対策が必要です。
秋以降ですと日中は暖かくてもしっかりした防寒対策を行った方がよく、ジャケットやセーターなどもう一枚余分に持っていくことをおすすめします。
もう一つおすすめの防寒アイテムは電気毛布です。電気毛布は普通の毛布にヒーターが付いていますので、非常に暖かくなります。キャンプ場で防寒対策として電気毛布が使用できると心強いですが、ポータブル電源があればこのような電化製品をキャンプ場で使用できるようになります。
関連記事:冬の旅行やアウトドア活動に!電気毛布に最適なポータブル電源
BLUETTI AC180+PV350
項目 | 詳細 |
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容量 | 1,152Wh |
充放電サイクル数 | 3,500回以上 |
出力 | 1,800W(電力リフトで最大 2,700W) |
充電時間 | AC入力1,440Wで45分で80%まで充電、1時間でフル充電 |
特色 | BLUETTI アプリ対応、急速充電技術、電力リフト機能、10年以上の長寿命、UPS機能、5年保証、リン酸鉄リチウムイオン電池 |
電気毛布を何枚も同時に使用するならBLUETTIのポータブル電源AC180がおすすめです。電気毛布の消費電力は50W程度なので暖房器具の中では消費電力は低いです。しかし、電気毛布の熱が逃げないようにすると、暖房の効果は高く身体が暖かくなるので人気のアイテムになっています。
AC180はバッテリー容量が1152Whもありますので、デイキャンプの間、電気毛布1枚だけではなく何枚も同時に使用できます。ご家族の分の電気毛布も使用できますので、寒さ対策として有効です。
デイキャンプの間に電気を使い切ってしまうことが心配な場合、BLUETTI太陽光パネルPV350のご使用をおすすめします。PV350は定格出力が350Wありますので、晴れの日なら発電量はポータブル電源AC180の充電には十分です。発電した電気はポータブル電源に蓄えられますので、電化製品を使用しながら充電が出来てしまいます。
BLUETTI AC300&B300
項目 | 詳細 |
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容量 | 3,072Whから12,288Whまで |
充放電サイクル数 | 3,500回以上 |
出力 | 3,000W(電力リフトで最大 6,000W) |
充電時間 | 最短50分で80%まで高速充電し、わずか1.5時間でフル充電が実現 |
特色 | 20ミリUPS機能付き、同時接続数16、グッドデザイン賞受賞モデル |
太陽光パネルは雨の日に使えないので太陽光パネルだとちょっと不安、という方にはBLUETTIポータブル電源AC300と拡張バッテリーB300の組み合わせをおすすめします。
AC300はバッテリー容量が3072Whありますが、このAC300に拡張バッテリーB300を繋ぐと合計のバッテリー容量は6142Whになります。6142Whは300Wの電化製品をほぼ一日使用し続けることが出来る電力容量になりますので、デイキャンプの間に電気が無くなる心配は少なくなります。
AC300にはUPS機能も付いていますので、ご家庭で使用する際にはAC300で電化製品を使用すると停電しても電化製品が止まることはなくなります。
まとめ
ポータブル電源があればデイキャンプにも電化製品を持っていくことが出来るようになります。ポータブル電源と電気毛布を持っていくと秋や冬など寒い時期にデイキャンプをする時の防寒対策にもなります。比較的暖かい関西地方ですが、高地に行くと寒くなりますので寒い時期のデイキャンプにはしっかりした防寒対策が必要です。