今回は、夏キャンプを家族で快適に過ごせる「3つのおすすめのキャンプ場」をご紹介させていただきます。
夏のシーズンは、キャンプ場の選び方がとても大事なポイントとなります。
キャンプ場選びには、以下のような条件を念頭において選ぶことをおすすめします。
標高が高いキャンプ場を選ぶ
キャンプといえば、真っ先に”夏”をイメージされる方も多いと思いますが、夏シーズンに家族で快適に過ごせるキャンプ場は意外と多くありません。
標高の低いキャンプ場では、気温が午前中から30℃を越えてしまうことがほとんどです。このような炎天下ではテント設営も大変ですし、日中は熱中症の恐れもあります。
それに比べて、キャンプ場の標高が高ければ、気温がグンと下がります。
標高100m上がるごとに約0.6℃気温が下がるので、標高0mのキャンプ場が「34℃」であれば、標高1000mのキャンプ場では「28℃」となる計算です。
よって、夏のキャンプ場選びは「標高ができるだけ高くて涼しいキャンプ場」をおすすめします。
川や湖がサイト近くにあるキャンプ場を選ぶ
テントサイトのすぐ近くに川や湖があれば、冷たい水のおかげで暑さを忘れることができます。
子供たちも水遊びができる場所が近くにあるだけで、とっても喜んでくれます。
家族でカヌーやSUP(スタンドアップパドル)をやってみるのもおすすめです(道具をレンタルしてくれるキャンプ場も多くあります)。
夏の家族キャンプを快適に過ごせる「3つのおすすめキャンプ場」
このような条件をふまえて、夏シーズンを家族で快適に過ごせるキャンプ場を全部で「3つ」ご紹介させていただきます。
(1)陣馬形山キャンプ場(長野県)
陣馬形山キャンプ場は、別名「天空のキャンプ場」とも呼ばれている標高1445mの高地に位置するキャンプ場です。
陣馬形山キャンプ場の「おすすめポイント」
陣馬形山キャンプ場は、標高が高いので(標高1445m)夏は日中でも涼しくて快適です。
キャンプ場から歩いてすぐ行ける山頂展望台からの眺望は息を呑む美しさです。
木曽山脈(中央アルプス)と赤石山脈(南アルプス)を見渡すことができます。
夜になると、サイトから伊那盆地の美しい夜景を眺めることができます。
陣馬形山キャンプ場の「注意点」
・日が落ちると夏でも肌寒いので、アウターを必ず持っていきましょう。
・キャンプ場までの車道は狭い道があります。大型車で行く時は注意しましょう。
・人気があるキャンプ場なので予約は早めにしておきましょう。
・キャンプ場の周りには買い物するところがないので、事前に用意しておきましょう。
・車はサイトに横付けできないので、キャンプの荷物を駐車場から運ぶ必要があります。(台車は用意されていますが、折り畳みのキャリアカートなどがあると便利です)
(2)浩庵キャンプ場(山梨県)
浩庵(こうあん)キャンプ場は、富士山のふもと本栖湖の湖畔にあり、美しい富士山と透明度の高い本栖湖を一緒に眺めることのできる絶景キャンプ場です。
千円札にもその風景が描かれるほど有名な景勝地です。
浩庵キャンプ場の「おすすめポイント」
キャンプ場が標高約960mにあるため、日中も涼しく過ごせます。
富士山と本栖湖が見える絶景ポイントに、テントを張ることができます。
本栖湖が目の前にあるため、水遊びがすぐに楽しめます。
SUPやカヌーのレンタルがあるので、気軽にウォータースポーツが楽しめます(初心者向けのスクールもあります)。
(注意点)
・湖に近い場所だとトイレまで少し距離があります。
・区画サイトではない(フリーサイト)なので、混んでいると良い場所を取るため朝早く行く必要があります。(ハイシーズン(連休など)は、朝から並んでいることもあります)
・湖の近くは地面の傾斜があるため、テントの張り方に注意が必要です。
・チェックアウトの時間が10時と早めです。レイトチェックアウト(〜17時まで)に有料ですが変更可能です。
キャンプ場から歩いていける距離にコンビニがあるので、万が一買い忘れがあっても大丈夫です。
(注意点)
・他のおすすめキャンプ場に比べると、標高はそれほど高くありません(海抜90m)。真夏の日中は暑さを感じることもあります(その場合は湖に入りましょう)。
・湖水浴のみで遊びに来ている方にも開放しているので、ハイシーズンは混み合うこともあります。
まとめ
夏キャンプを家族で快適に過ごせるキャンプ場を、全部で3つご紹介させていただきました。
夏のキャンプ場選びの候補に加えていただければ幸いです。